ネットミラクルショッピングを彼は知っていた。
私にとってそれは運命でしかないと思った。





















君を思えば
















私が友達に500Mスーパー竹馬は案外あり得るかもしれないという可能性について熱弁していた時だった。



「いや、私わからないから!!」

「なんで!!ネットミラクルショッピングだよ!!」



自習にも関わらず私はベラベラしゃべっていた。



「あれ、オモロいよな」



隣の席にもかかわらず、全然しゃべったことない彼がそう言ったのだ。



「土方くん・・・知ってるの?」

「あ?ああ」



私の目はランランと輝いたことだろう。もう嬉しくて嬉しくて!!



「じゃあさじゃあさ、イスコプター知ってる?」

「あれな。頭ギリギリってことがあれだけのツッコミかよって感じだよな」

「思った思った!!てか1万円なら買うし」

「けど確実に危ないだろ」

「500Mスーパー竹馬は?」

「あれは乗るのに時間かかるだろ」



ヤバい。嬉しい。こんなに話せるだなんて素晴らしい!!



「スゴい。スゴいね!!私すごい嬉しい」

「あれだ・・・その・・・DVDあるけど貸そうか?」

「持ってるの?」

「一応・・・」

「貸して!!貸して貸して!!あ、今日取りに行ってもいい?」

「え・・・ああ、いいけど」



あとで友達に言われた。土方くんは確実に引いてたって。だけど私にはそんなの
関係なかった。



、帰るぞ」



周りがざわついたことなどつゆ知らず、私はニコニコ笑顔で土方くんに着いて行った。



「あの・・・さ」

「ハイハイ、なんでしょう?あ、ちゃんと明日にはDVD返すよ」

「そうじゃなくて・・・」



なんだかさっきまでとは違う空気が辺りをみたした。
土方くんが何を言おうとしてるのか待っていたけど土方くんは何も言わずにまた歩きだした。

私は何も言わずに着いて行った。



「これDVD」



土方くんの家について、私は一応遠慮したけど土方くんが上がれと言ったのでお
邪魔した。



「ありがとう!!てゆうかすごい意外だよ。土方くんがネットミラクルショッピング好きって」



土方くんは黙ったままだった。気になって土方くんのほうをみた。じっと私を見ている。



「どうかしたの?」

「別にそんな・・・好きじゃねぇよ」

「え?」

さ、よく友達にネットミラクルショッピングのこと話してだろ。だから・・・きっかけになればって・・・」

「きっ・・・かけ・・・」

「うん、その・・・」



土方くんは私をじっと見ていた。なぜだろう。私は動けなかった。土方くんが私に近づいてきても避けれなくて、キスをされた。



「!!」

「こういうきっかけ」



そう言いながらニヤリと土方くんは笑った。

私はヘラヘラと笑いを返した。



「俺と付き合わねぇか?」

「ネ・・・ネットミラクルショッピング知ってるからいいよ」



そんな私の照れ隠しを土方くんはおそらく見抜いていた。

なんか私、ネットミラクルショッピングで売られたみたいじゃない?



「そのDVDもうやるよ。必要ねぇから」

「え!本当?ありがとう!!」



喜ぶ私を見て土方くんはボソッと「馬鹿じゃねぇの」って笑って言った。











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   ネットミラクルショッピングは実在する番組です。
   それ見てなんとなく思いついた作品。
   テキトーな雰囲気ですみません・・・。
   本当になんか・・・ごめんなさい。090306